着物と帯の美しさを、暮らしのあちこちへ。
日傘を開いたときに広がる柄。バッグに映える帯の織り。帽子のリボンに添える、ひとさじの彩り。奈良市の「つゆ草」は、小川久美子(つゆ姫)が着物地や帯を使い、小物・バッグ・日傘・洋服を制作するお店です。
着物を着る日にも、いつもの洋服の日にも。日本の布の美しさを、今の暮らしで手に取れる形にしています。色や柄、使う場面を思い浮かべながら、作品のバリエーションをご覧ください。
日傘|開くたびに、布の表情を楽しむ
紺地に映える銀色の柄、紫地に並ぶ花、淡い水色に広がる花模様。ひとつの形でも、生地の色と柄によって表情が変わります。着物地の魅力を大きく広げた日傘は、お出かけの装いを考える楽しみにもつながります。日傘は男性・女性ともにオーダーをご相談いただけます。
バッグ|帯の華やかさを、いつもの装いに
やわらかな色合いを同じバッグにも、赤と金が印象的なバッグ。帯の柄が変わると、同じ形にも違った魅力が生まれます。普段のお出かけから、少し華やかな席まで、使いたい場面を思い浮かべてみてください。
内側にも、使う人への工夫を
タウンバッグには、中が見えないように着物地の覆い布を付けています。外側の柄だけでなく、バッグを開いたときの布の組み合わせにも目を向けていただけたら。底には強度を持たせるために皮革を使い、内ポケットも設けています。
帽子のリボン|小さなアレンジで、印象を変える
帽子に添えるリボンも、装いを楽しむひとつの方法です。紺と白の柄を組み合わせたり、白地の模様を見せたり、銀色の飾りを添えたり。写真を見比べると、顔まわりの印象が少しずつ変わる楽しさが伝わります。
小物|色柄を選ぶ楽しさを、毎日の中に
ペンケース、ポーチ、メガネケース。身近な道具にも、帯や着物地の色柄を生かしています。落ち着いた色も、華やかな柄も、並べてみるとそれぞれに表情があります。着物地のものを初めて使う方には、毎日持ち歩く小物から楽しんでいただくのもおすすめです。
ペンケースの裏地には、表地がより華やぐ色を合わせています。閉じた姿と開いたときの色の違いも、ささやかな楽しみです。
写真は作品例です。気になる色柄や形がありましたら、ご希望をお聞かせください。制作できる内容や生地、費用・制作期間は個別にご相談します。
洋服の制作も承っています。着物ドレスなどの商品仕様・税込価格は「03 商品・キャンペーン」でご紹介しています。
知ってほしい、つゆ草のものづくり
1. 着物や帯の表情を、身近な形に
織りや染め、布の美しさを、小物から洋服までに生かしています。和装のときだけでなく、日常やお出かけでも手に取れるものを作っています。
2. 使う場面に合わせた工夫
ペンケースにはキーホルダーなどをつなげられるDカンを付け、メガネケースには硬いプラスチック板を入れています。見た目とともに、持ち歩くときの使い方を考えた作りです。
3. オーダーは、できることを相談するところから
どんなものが欲しいかを伺い、制作できるかどうかも含めて検討します。洋服の仮縫いなど、対面での相談は関西を中心に、場所や進め方を個別に相談します。
初めての利用の流れ
1. 作りたいものや気になる商品、ご希望の使い方をお知らせください。オーダー相談はメールで受け付けています。
2. ご希望への対応可否、制作内容、費用、制作期間を相談します。洋服は仮縫いなどの進め方も確認します。
3. 内容を確認し、ご相談のうえ制作を進めます。
まずは、どんなものを使ってみたいか、お気軽にご相談ください。
Instagramは作品閲覧の案内先であり、正式な受注窓口ではありません。
- 店舗名
- つゆ草
- 経営者
- 小川久美子(つゆ姫)
- 業種
- 着物地・帯を使った小物・バッグ・日傘・洋服の制作
- 掲載エリア
- 奈良県 奈良市
公式サイトを見る ↗
つゆ草の制作者、小川久美子さん
日本にも、こんなに美しい布がある
長く洋裁を続け、美しい布を集めることも好きだった小川(つゆ姫)さん。着物地に惹かれるきっかけは、知人から反物を持ち込まれ、ワンピースの制作を頼まれたことでした。
世界の布を見てみたいと思っていた小川(つゆ姫)さんにとって、それは、日本にある布の美しさに改めて気づく出会いでした。そこから、着物や帯を使った洋服や小物づくりへと、関心が深まっていきました。
はさみを入れる迷いから、暮らしにつなぐ仕事へ
着物や帯を作った職人の思いを考えると、最初は、はさみを入れることにためらいがありました。
その気持ちが変わるきっかけになったのが、母親から受け継いだ着物を、ワンピースとボレロに仕立てた経験です。喜んでくださる依頼主の姿に触れ、形を変えることで、これからも大切に使い続けられるのだと感じるようになりました。
着物のままでは出番が少なくなった着物を、今の暮らしで手に取るものへ。小川さんことつゆ姫さんは、その橋渡しをする思いで制作しています。
見えないところにも、心を配る
仕事への姿勢を見つめ直した経験として、小川さんは、舞台衣装を制作したときの出来事を語っています。試着の際に袖付けのわずかな違いを指摘され、細部にこだわることの大切さを学びました。
以来、表から見えるところだけでなく、見えない部分にも気を配り、自分のできる力を尽くして仕上げることを大切にしています。
使う人とともに、できることを広げたい
奈良への移住後は日傘づくりも学び、作品展や教室を経て、作品をもっと多くの人に見てもらいたいと、ネットでの販売にも取り組みました。
これからは、使う人の「こんなものが欲しい」という思いにも触れながら、制作の可能性を広げていきたい。日本の伝統文化を伝える発表の場を、仲間と作れたらという願いもあります。
つゆ草の作品を手に取ることで、その人自身のおしゃれを楽しむきっかけになれば。そんな思いを、小物や洋服に込めています。